大量のペーパーパッドを用いた大型荷物向けの空隙充填システム

新型の PAPERplus® DRAGONFLY は、中～大型サイズのボックスの空隙充填を高速かつ効率的に実現する毛羽状ペーパーパッドの製造用に設計された機器です。

メッツィンゲン（2023 年 4 月）　PAPERplus® Dragonfly の発売により、Storopack社は保護ペーパーパッケージングのポートフォリオを着実に拡大し続けています。このPAPERplus® Dragonfly は、すでに好評を得ているPAPERplus® Papillon の技術を活かし、高速かつ効率的に空隙充填するように設計された機器です。オペレーターが梱包作業を快適に感じられる度合に合わせて 3 段階のスピードに調節可能で、カートンへの充填を素早く行い、毎分約50～60mの圧着された幅広の紙ブロックを生産し、包装された商品を保持・固定します。本製品は、毛羽状ペーパーパッドの分量を必要に応じて調整しながら製造できるクッション密度可変機能を備えたものとしては、パッケージング市場で唯一の機器です。これにより中～大型サイズの荷物（約 5～10kg）に関して、パッケージングの最適な保全を実現します。

幅広の毛羽状ペーパーパッド
「PAPERplus® Dragonfly はマーケットに流通している他のどの機器とも異なり革新的で、優れた性能を発揮します」と、Paul Deis（Storopack社ペーパー製品マネージャー）は述べています。「本製品に匹敵する『毛羽状』のペーパーパッケージングを製造できるシステムは他にありません。これにより、ボックスに使用するペーパー量を減らしながら、輸送品を最大限保護できます。」 PAPERplus® Papillon と同様に、本製品は高い安全性を確保しながら操作できます。裁断システムはありませんが、高性能ギアによりペーパーを分離できます。他の PAPERplus® シリーズと同様に、既存の梱包プロセスに簡単に統合することができます。消耗品は、 2 種類の密度の2層連続ペーパーが2 種類のバンドル長さで提供され、大量処理用の連続バルクパレットをオプションとして選ぶことができます。

PAPERplus® Dragonflyは、4月からアジアで発売される予定です。