Storopack社が成長率13%を達成

~のお知らせ 29.07.2022

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継続的な受注・納品により健全な事業活動を確保

メッツィンゲン(2022年7月)― 保護パッケージング分野を専門に扱うStoropack社は2021年度を増収で締めくくりました。メッツィンゲンに本拠を置くグループ会社としては、連結総収入金額5億6400万ユーロを生み出し、前年比で6400万ユーロの売上増、成長率13%を達成したことになります。

コロナ禍2年目という逆境にありながら、オンライン小売の需要が世界規模で高まり、これが増収という結果をもたらしました。パッケージング分野に特化した企業として、資本財産業における需要増加の波に乗ることにも成功しました。
年間を通じて、受注・納品を途切れなく維持できたことが売上の伸びにつながりました。「サプライヤーとの長期的なパートナーシップのほか、在庫の拡充を慎重に進めていったおかげで、どのような状況下でも、荷物を安全かつ確実にお客様のもとへ届けることができました」とHermann Reichenecker社長は述べています。

自動化と持続可能性の追求
Storopack社にとって、自動パッケージングソリューションの拡張は事業の重要な課題です。そこで 2021年10月、同社はOPITZ Packaging Systems社の株式74.9%を取得しました。パッケージングプロセスの自動化に関するOPITZ社のノウハウは、革新的な保護パッケージングソリューション分野におけるStoropack社の経験と知見を補完するものです。
「この投資は、お客様の保護パッケージングプロセスの生産性を高めるための大きな一歩です」と、Reichenecker社長は説明しています。

自動化のほか、製品群の発展に重要な役割を果たしているのが持続可能性です。「弊社の目標は、2025年までに、再生可能またはリサイクル資材から作られた自社製品の割合を50%まで増やすことです。2021年末の時点では33%でした」と、Charles Poisson(Storopackグループ持続可能性部長)は報告しています。
昨年、Storopack社はPAPERbubble®の刷新に着手しました。PAPERbubble®は従来の気泡フィルムに代わる革新的で環境に優しい製品で、再生可能原料から作られ、100%リサイクル可能です。

Storopack社は循環型経済も推進しています。社内開発されたrEPS材は、家電製品やスクリーン向けの新しい保護パッケージングの製造に利用可能で、完全にリサイクルされた再生材から作られたソリューションです。このように、同社のもとでは、完全に閉じたリサイクルのループ,円環が確立しています。
Storopack フランスは、ELIPSO(フランス プラスチック&フレキシブル包装協会)の他のEPSプロセッサと連携し、「Gelbe Tonne(黄色いゴミ箱)」に回収された材料を活用して、完全なリサイクルのループ,円環を拡大させるプロジェクトに着手しました。