AIRplus® 100% RECYCLEDが柔包装パッケージングの分野で新しいベンチマークを確立
メッツィンゲン 2021年1月 保護パッケージングを専門に扱うStoropack社は、リサイクル材を100％使用した新しいエアピローフィルムを発売します。Storopackは、産業廃棄物と消費済み廃棄物を混合した100％再生フィルムの製造に関してはパイオニアです。AIRplus® 100% Recycledは、従来のエアピローと同等の耐久性にすぐれた保護特性を発揮します。したがってこれは、持続可能性を重視するとともに、自社製品を安全に保つ高品質な保護パッケージングを尊重する企業にとって、理想的なソリューションです。エアピローは他の素材とくらべて使用原材料が少ないので、コスト節約にもなります。AIRplus® 100% Recycledはリサイクル可能で、使用後はリサイクルル―プに投入されることになります。
その結果、ビニール材を使用したエアピローとくらべて、製造過程で排出される温室効果ガスが30％削減されます。エアピロー自体軽いので、他の素材とくらべて輸送チェーン全体で見ても、CO2排出を削減できます。リサイクル材の使用は、化石資源を保全することにもなるのです。
Storopackは循環型経済の向上に注力
AIRplus® 100% Recycledの発売により、Storopackは、リサイクル材を100％使用した軟包装パッケージングの製品ポートフォリオを拡張し続けています。この新しいエアピローフィルム以外にも、PAPERplus®ペーパークッションやPELASPAN®パッケージングチップの多くは、もっぱらリサイクル原材料を使用しており、他の多くの製品も、リサイクル材や再生可能原料をすでにかなりの割合で含んでいます。
「AIRplus® 100% Recycledは、弊社の持続可能性戦略に完璧にフィットしています。これは弊社の持続可能性ゴール ― 2025年までに、社内生産の保護パッケージングの少なくとも50％をリサイクル材や再生可能原料から製造する ― へ到達することに役立ちます。したがって、私たちはつねにリサイクル設備と製造プロセス全般の改善に取り組んでいます」と、Vicentina Pereira（Storopack AIR & Loose Fill製品部長）は述べています。Alliance to End Plastic Waste（プラスチック廃棄物を廃絶するためのアライアンス）やCEFLEX（軟包装向け循環型経済）イニチアチブでの活動など、Storopackはグローバルな循環型経済の改善にも力を注いでいます。