環境にやさしい堆肥化可能なパッケージング

プレスリリース 2022年8月29日付

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AIRplus® Bio Home CompostableフィルムがSTOROPACKの製品ポートフォリオに加わる

メッツィンゲン 2022年8月 Storopackのエアクッションフィルム、AIRplus® Bio Home Compostableは、バイオプラスチックの定義を満たしており、持続可能性に対するこだわりを強化した新製品です。すなわち、部分的にバイオベースで、天然・再生可能資源であるでんぷんを使用し、家庭で堆肥化できます。極度に軽量なエアクッションは輸送重量を軽減させるだけではなく、自然サイクルを循環させることでプラスチック廃棄物を削減します。フィルムはTÜV Austria社の生分解性プラスチック認証を受けており、食品廃棄物と一緒に家庭で堆積した堆肥に捨てることができます。認証の土台となるドイツ/欧州規格(DIN EN 13432)に合致し、フィルムの少なくとも90%は365日以内に天然資源に分解され、プラスチックや毒性物質が残りません。堆肥の温度やミクロ培養にも左右されますが、微生物と熱が、残りの10%も二酸化炭素、水、バイオマスに完全に分解します。この認証により、結果として生じるバイオマスが植物やミミズなどの虫にとって害にならないことが保証されます。この革新的な有機フィルムを使用したエアクッションはすぐれたパッケージング性能を誇り、軽量から中量級の輸送品を確実に保護できるようデザインされています。

持続可能性にフォーカス 
「2025年の目標は、原材料の少なくとも50%をリサイクル資源か再生可能資源から調達することです。新製品のAIRplus® Bio Home Compostableフィルムは、私たちをこの目標に一歩近づけてくれるでしょう。」と、Vicentina Pereira(AIR/LOOSE FILL製品部長)は説明しています。2021年、Storopackは、すでに自社製品の33%を再生可能あるいはリサイクル材から生産しています。また、誤解を招きかねない表示や、酸化型生分解性の添加剤を全面に出しているプラスチック製品からは距離を置くようにしています。こうした製品は実際には堆肥化可能ではなく、たんにマイクロプラスチックを後に残して目に見えなくなるように分解されるだけだからです。私たちは保護パッケージングのスペシャリストとして、原則として、酸化型生分解性の類の原材料を一切使用していません。

家庭で堆肥化して処分可能
フィルムは、家庭の裏庭に捨てるだけで堆肥化すことができ、それを微生物が完全に分解することで、自然サイクルの循環に役立ちます。これとは別に、AIRplus® Bio Home Compostableフィルムには、寿命を終わらせる他のシナリオがあります。つまり、多くの国や地域には有機廃棄物用のゴミ箱があり、そこに廃棄して産業堆肥化することもできます。しかし、廃棄方法は各地域・行政の規制や基準によって異なり、まだ十分に整備されていない場合もあります。荷物の受取先では、その国にどのような廃棄方法があるか、荷物に刻印されたQRコードで確認することができます。

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